今回は超貴重な夜の花「ジャスミン」について。
ジャスミンティーでもお馴染みですが、実はとても妖艶な花としても有名です。
このページではジャスミンで有名な香水やフェロモンとの関係について調べています。
目次
ジャスミンってどんな香り?
ジャスミンは優しい色っぽさがあるフローラルな香り。
甘美でエキゾチックな白い花で、異性を虜にする香りとして知られています。
イランイランと同じく植物フェロモン成分がある花です。
また多くの有名香水にも使われている香料です。
ジャスミン香水で有名なのは?
ジャスミンがメインの香水
ジャスミンをメインにした香水は、比較的に値段が高いです。
原価が高値なこともあると思いますが、基本的に高級香水です。
クロエ/ラブストーリーオードパルファム
ジョー・マローン/ホワイトジャスミン&ミント
ジャン パトゥ/ジョイパルファム
セルジュルタンス/アラニュイ
ジャスミン+イランイランの香水
ジャスミンはイランイランと相性が良く、色っぽい香りに仕上がります。
なのでデートなど夜の雰囲気に合う香水が多く、フェロモン香水にも多いです。
例えば↓
リビドーロゼはイランイラン香水としても有名ですが、実はミドルノートにジャスミンもブレンドされてて、見た目よりも大人っぽい香りです。
トップノートがベリー系、中盤がイランイランやジャスミンなどのフローラル系、そしてオスモフェリンが入っているフェロモン香水です。
いい匂いですよ^^
ジャスミンのフェロモン香水と言えば、有名なのがジュテームH。
ジャスミン+イランイランにオスモフェリンが加わったフェロモン香水です。
トップノートはカシスで甘すぎない大人の香りとして人気があリます。
ジャスミンが含まれてる人気香水
シャネルのチャンス(オータンドゥル)やアランドロンのサムライウーマンなど、色っぽいお姉さん香水にジャスミンがブレンドされてるケースは多いです。
ちなみにチャンスとサムライウーマンはミドルノートに調香されてます。
中盤からフローラルな色っぽい香りになるのが特長です。
ジャスミンってどんな植物?
夜に咲く媚薬の花
ジャスミンの花は夜になると、より強い香りを発する特性があります。
その香りはまるで媚薬のような催淫特性があることから「夜の女王」とも呼ばれている花です。
その花の特性からか、古代エジプトでは媚薬として使用されていた歴史があります。
クレオパトラもジャスミンの香りを好んでいたようで、敵国のローマ将軍を魅惑するために用いたなんて逸話もあります。
フェロモン様成分がある?
ジャスミンには酢酸ベンジルという成分が含まれています。
この成分はフェロモンの一種とも言われていて、ジャスミンの他にも、イランイランやクチナシなどにも含まれる成分です。(雄を誘う化合物という研究結果も)
これが異性を惹きつける要因では?と研究されてる、興味深い成分です。
ジャスミンの香りはとても貴重
ジャスミンから取れる香り成分は、とても貴重です。
純粋な精油だと、かなり高額。
以前、香りの黄金比を作るためにジャスミンの精油を購入したのですが、1mlで安くて3,000円とおったまげな価格帯でした。
いい香りだったので満足はしてるのですが、高かった。。
まとめ
色香のある花「ジャスミン」は、まさに女性にピッタリな夜の花でした。
香料としてはかなり高価ですが、香りは満足するものが多いと思います。
ノートにジャスミンが入ってる香水なら、良い感じのフローラルな香りに仕上げてくれると思いますよ^^