男性ホルモンの代表格「テストステロン」。
このホルモンは恋愛していなくても、爆発的に上昇することがあります。
その一つが性的欲求です。
セックスの前後、男性のテストステロンは約2倍に上昇するそうです。
性的刺激に反応してテストステロンは上昇する
テストステロンが高くなると、それに伴い性欲も高くなります。
今回の研究では、その逆も然り。
性的刺激に伴い、テストステロンが高くなることがわかりました。
ちなみに女性にもテストステロンは含まれますが、男性のほうが圧倒的に上昇レベルが高いとのことでした。(そもそもテストステロンは男性ホルモンなので男性の方がホルモン値は高いです。)
セックス前後は最大で1.8倍上昇
性行為の前後という短時間の内に、最大で1.8倍近くに上昇する人もいるとか。
通常の約2倍です。
簡単にいえばやる気2倍に膨れ上がるということです。
体内のテストステロン・レベルは刻々と変化すると言われていますが、性行為の前後という短時間の内に、最大で1.8倍近くに分泌レベルが上昇する場合があるという報告です。
引用:大東製薬工業
すごいですね。(ちなみに被験者は40代の男性です)
年齢は関係ない模様
大東製薬の報告によれば、テストステロンの変化と年齢と関連性はないとのこと。
つまり、いくつになってもセックス前後の男性ホルモンは上がるということ。
年齢は関係なくテストステロンを大量に分泌するということです。
”やりたい”という気持ちはいくつになっても継続するということですね。
テストステロンとオスモフェリン
ここで香水の話ですが、香水の成分にはテストステロンを高めるものもあります。
それがオスモフェリンという成分。
フェロモン香水では有名な成分で、正式名称はコピュリンと言います。(以前オスモフェリン入りの香水を嗅いだのですが、確かにやばくなりました笑)
なおオスモフェリンを男性が嗅ぐと女性が1.5倍可愛く見えるという実験結果も出ています。
テストステロンの影響
テストステロンは精神に作用するホルモンとしては最上ランクに位置します。
つまり、行動に影響します。
「ドーピング」ってありますよね。
あの成分には「テストステロン」と同じ効果をもたらす成分が入っているそうです。
よくスポーツ選手が奥さんにDVになって事件になることありますよね。
大量に分泌されると、男性でも女性でも闘争的で短気になり、性欲も上昇し、物事の分別がつかなくなります。
ですので、テストステロンの過剰摂取は気をつけるべきかもしれません。
あくまで、自分をコントロールできて責任をもてる範囲までが大切ということですね。