ここではアンドロステノール(androstenol)について情報を集めています。
目次
アンドロステノールについて
アンドロステノール(androstenol)
オスブタから検出されたフェロモン。ヒトにもこの成分が確認され、性行動に何らかの影響を及ぼす可能性があると考えられている。
アンドロステノールは、腋の下や生殖腺から分泌される性ホルモン。
男性の性フェロモンとしても有力視されてる物質です。
女性を興奮させる作用もあり、その匂いは「ムスク臭」とも言われています。
アンドロステノールとアンドロスタノールの違い
アンドロステノールなのか、アンドロスタノールなのか。
物質の違いについて、上記の書籍に少し情報が載ってましたが、詳しくはわかりませんでした。
おそらく似たような物質?だと思われます。(調べてもよくわからなかったので、ここでは同じくくりでまとめてます)
アンドロステノールの検証実験
アンドロステノールはテレビ番組でも取り上げられ、有名になりました。
もっとも有名なのは「たけしの万物創世記」だと思われます。(2000年代当初ですが、当時はフェロモンの特許取得などで、フェロモン香水が盛り上がった時期でもあります)
「たけしの万物創世記」の公開実験
実験内容
目隠しした女性10人に、フェロモンをつけたシャツを嗅いでもらう。
- フェロモン(アンドロスタノール)のシャツ
- そうでないシャツ
結果、5人の女性がアンドロスタノールをつけている男性にドキドキすると感じる。
2000年8月22日に「たけしの万物創世記」で放送された実験です。
内容はフェロモンをつけたシャツに好意を寄せるのかという実験で、結果的に10人中5人の女性がTシャツ着用の男性を選び、「どきどきした」「胸が高まった」「ビビッときた」と感じたそうです。
またスタジオ内でも試したところ、所ジョージさんが着用していた事を女性陣が見事言い当てたいう内容です。
アンドロステノールの関連情報
アンドロステノール誘導体
TVメディアや販売サイトで使われた言葉ですが、これはアンドロステンジオンという物質を指すようです。
アンドロステンジオン(Androstenedione)
…性ホルモンの中間にある生成物です。男性ホルモンであるテストステロンや女性ホルモンであるエストロンの中間にある物質で、末端組織はテストステロンやエストロゲンに変換される作用を持ちます。(参考)
参考記事:アンドロステンジオンについて
アンドロステノールとトリュフ
トリュフを探すときって豚を利用しますよね。
あの理由は、トリュフにもフェロモン効果があるため。(実はトリュフにもアンドロステノールが含まれていて、豚さんにとってフェロモン効果があるんです)
その習性を利用してトリュフを探し当てるわけです。(アンドロステノールは発情期の雄豚の匂いに似ているため、雌豚を利用してトリュフを採取するそうです)