ここではアンドロステノン (androstenone) の情報を集めています。
アンドロステノンについて
アンドロステノン (androstenone)
オス、メスを問わず汗に含まれるステロイドである。人によって異なるが、不快な、甘い、尿のような、あるいは森林のようなにおいを持つとされ、花のような良いにおいであるという者さえいる。
引用:wikipedia
アンドロステノンは男女問わず汗に含まれる物質(ステロイド)です。
男性の体臭の原因とも言われています。(女性が不快に感じるニオイ)
ステロイドって何?
副腎皮質ホルモンと呼ばれる物質です。
皮質というところで作られるホルモンです。(参考)
アンドロステノンとアンドロステロンの違い
似た物質にアンドロステロン(androsterone)があります。
アンドロステ”ロ”ンは男性ホルモンです。
バニラの匂い?
人によってはバニラのような甘い匂いに感じる人もいます。
このことからフェロモン物質候補として研究されています。
アンドロステノンの実験
このような結果も出ているようです↓
1980 年に報告された実験で,歯医者の 待合室でアンドロステノンを染み込ませた椅子とそうでな い椅子に対する反応を調べたところ,女性はアンドロステ ノンの匂いのする椅子を好み,一方で男性はその椅子を避 ける傾向が見られた 7)。さらに,女性の匂い感受性は月経 周期中の体内ホルモン変動に影響され,排卵期になると嗅 覚が敏感になり,月経期にはやや鈍感になることが報告さ れており 8),個人内のホルモン変動によっても匂いの感じ 方が異なる可能性がある。
参考文献:化学工学
簡単にいうと、こんな実験です↓
実験内容
- 待合室にイスを並べる
- 一脚だけにアンドロステノンを香らせる
- 何人もの女性がそのイスに座った
ただ現時点では、それが遺伝子レベルで証明されているわけではない。
つまり、アンドロステノンの匂いと遺伝子の関係はまだ科学的にわかっていないそうです。(2014年調べ)
参考実験資料
『ヒトフェロモン候補物質 Androstenone の嗅覚刺激が与える顔の魅力度判定への影響と脳活動の関係』についての研究