なんとも独特な土っぽい香りがするパチュリーの精油。
多分、初めての人はビックリしますし、苦手な人も多いのではないかと思います。
それほどインパクトある香りのパチュリーは催淫効果でも有名です。
パチュリーってどんな香り?
パチュリー(Patchouli, patchouly)
インパクトのあるアース系の香り。匂いで例えられるのは”墨汁(ぼくじゅう)”で土っぽい香りです。
パチョリ、霍香(カッコウ)とも呼ばれています。(シソ科の植物ですね、見た目もシソの葉っぽいです)
香水ではオリエンタル系のベースによく使われています。
クセのある独特の香りなので、好き嫌いが分かれる香りです。(相手によっては苦手な人もいるかもなので、上級者向けの香りかもしれません)
パチュリーの名前由来は?
元々は原産国のインドの言葉から伝えられた言葉で、”緑の葉”を意味します。
ちなみに東方のキャラにもパチュリーさんがいますが、ニコ動によれば名前由来はこの植物からきてるそうです。
ヒッピーに愛された香り
ファンキーな歴史もあり、1960年代はサンダルウッドやジャスミンと並び、ヒッピー文化で愛された香りだったそうです。
クセのある強い香りでもあるので、その独特なアーシーな香りがヒッピーたちに愛された要素だったのかもしれません。(管理人の推測です)
19世紀〜20世紀のフランスでは、高級娼婦たちがチュベローズやジャスミン、パチュリなどの香りを用いて男性たちを魅了していたそうです。
パチュリーの精油は安い
催淫系の香りでは、格安で購入できる精油です。(お試し3mlで600~700円くらい)
パチュリーの精油は好き嫌いがあるので、初めて買う場合はお試しサイズで試すのがオススメです。
パチュリーに合う香り
相性の良い香り | |
フローラル系 | ジャスミン、ローズ |
オリエンタル系 | イランイラン、サンダルウッド |
樹木系 | ローズウッド |
パチュリーの香りが苦手な方はフローラル系かオリエンタル系。
夜の香りを作る場合はジャスミン、イランイラン、サンダルウッドなどが相性の良い香りです。
イランイランに並ぶ催淫作用
パチュリーはイランイランと同等の催淫特性がある香りとしても知られています。
- イランイラン →濃厚な甘いフローラル感
- パチュリー →深みのある香ばしさ
イランイランとの相性も良いので、媚薬レシピにしてもオススメです。
ただしパチュリーの香りはかなり強いので、パチュリーはほんのちょっとで。
パチュリーの香りを上手く扱う方法
パチュリーは、かなりクセのある香りなので、苦手な人も多いと思います。
僕自身も最初は苦手ででしたが、あるコツで好きになりました。
そのコツとは「少量」と「頻度を少なめ」にすること。
ブレンドするときも、気持ち少なめぐらいがちょうど良い感じになります。(香りの持続性も強いので、残り香だけでブレンドするのもアリです)
例えばフローラル系の香りとブレンドするときは、フローラル系の割合を多めの方が僕は好みの匂いになりました。
パチュリーがきついと思う場合は、思いっきり少なめでブレンドしてみてください。
パチュリーの注意点
パチュリーの精油は、妊娠初期には向かない香りとされています。(刺激が強いため)
妊娠初期の繊細な時期は避けましょう。