ジャスミンと同じく、”夜の女王”として知られる白い花「チュベローズ」。
そのセクシーな香りは、法律で禁止されたほど。
ここではチュベローズの媚薬的な効果や価格帯について調べてみました。
目次
チュベローズってどんな香り?
チュベローズ(Tuberose)
”ハワイのような香り”と称されるフローラルの香り。その香りはとても濃厚で、1770年代のイギリスでは法律で禁じたほど男性を魅了したそうです。和名は月下香(げっかこう)。
ジャスミンと同じく、夜になると甘い魅惑的な香りを放つ花。
香りのイメージ的には、ローズよりも重厚感のある甘いフローラルな香りで、その甘美な香りは「マスカット」と例えられることも。
禁じられるほど甘い・・・官能的な香りです。
チューベローズの精油は高級品
魅惑的な香りのチュベローズですが、価格はとても高いです。(ジャスミンやローズと同じく、チュベローズは高級精油の一つ)
レアな精油なので、お試しサイズ1mlでも4,000円~5,000円します。
どこで買うのがオススメ?
販売してるアロマショップ自体少ないですが、比較的手に入れやすいのは生活の木。(Amazonや楽天ですぐに購入できます。)
とても濃い香りなので、初めての人はお試しサイズの1mlでも充分だと思います。
チュベローズと相性の良い香り
相性の良い香り | |
フローラル系 | ネロリ、ジャスミン |
オリエンタル系 | サンダルウッド、パチュリ |
樹木系 | ローズウッド |
フローラル系やオリエンタル系の香りの相性が良いと言われています。
例えば夜の雰囲気なら、ジャスミンやサンダルウッドのブレンドなど。(中世のフランスでは実際に高級娼婦たちが、その組み合わせで香りを纏っていたそうです)
チュベローズの効果がすごそう
暗闇に月明かりが差し込む中、ぼーっと浮かび上がる姿は幻想的。月をイメージさせるチュベローズは女性にとってはピッタリな香りです。このなんともいえない甘い香りは感情を軽く麻痺させるともいわれます。
All Aboutからの引用ですが、すごいですね(笑)
意味的には媚薬のような催淫効果のことだと思いますが、興味をそそられます。
ちなみにチュベローズは夜にひときわ魅惑的な香りを放つと言われてます。
その効果から、媚薬テキメンか!という歴史エピソードもいくつかあります。
チュベローズの花畑を通ると…
チュベローズの畑を横切ると、我を忘れて愛し合ってしまう可能性があるから、夜更けに恋人同士での通行は禁止されていた
こんなエピソードもあるほど、催淫効果の強さが伺えます。
チュベローズの花言葉は”危険な喜び”
チュベローズ花言葉には”危険な楽しみ”・”火遊び”といった意味があります。
19世紀〜20世紀のフランスでは、高級娼婦たちはチュベローズやジャスミン、パチュリなどの香りを用いて男性たちを魅了していたそうです。
※高級娼婦…日本でいう花魁です