今回は夜のアロマレシピ探しに「男のアロマ入門」を読んでみました。
数少ない男性向けのアロマ本なので気になってた本でした。
読んでみたところ、かなりハイレベルな内容でした。
目次
”モテる!男のアロマ入門”を読んでみて
男女関係に関するアロマオイルを中心に、レシピやアロマの使い方が書かれています。
全部で10chapter(10章)の項目があり、主に精油と男女の関係に関してまとめられていています。
男のアロマ入門ってどんな本?
アロマのレシピ本としては、かなりレベルが高いです。(エタノールや精製水を使うレシピがほとんどなので、上級者向けのレシピ本だと思います)
良い意味で初心者には向かないレシピ本だと思いました。(→初心者向けはこちらがおすすめ)
参考になったポイントをまとめています。
「香りの黄金率」のアロマレシピがある
香りの黄金律
- サンダルウッド3:イランイラン2:ジャスミン1
エッセンシャルオイルの組み合わせで有名な夜の香りブレンド。
この本を読むまで知らなかったのですが、夜の香りの黄金比率があるとのこと。
それがサンダルウッド:イランイラン:ジャスミンを3:2:1の割合でブレンドした比率で、その比率を「香りの黄金律」と言うそうです。
ちなみに、この3つの香りは媚薬精油とも呼ばれるほど、催淫効果が有名な香りです。
この本では、この比率をベースにしたアロマレシピも載っています。(chapter7~8で詳しく書かれています)
ミドルエイジにオススメの本
本の内容的にはミドルエイジ以上の人向けという印象です。(アラフォー、アラフィフのセクシャルアロマなども紹介しています。男性向けですが、女性が読んでも面白いと思います)
エッセンシャルオイルで遊んだことのある人には面白い内容だと思います。
女性視点の「男のいい匂い」
著者が女性なので、女性視点というポイントも面白い本です。
男性にない女性感覚の”男の匂い”を、香りのプロが詳しく伝えてるので面白いと思います。
シチュエーション別「アロマ戦略」
本書ではビジネスシーンでも印象の良い「アロマ戦略」という項目もあります。(chapter3にあります)
例えば、初対面の人はスイートオレンジ精油、デスクワークで集中するときはシダーウッド精油、読書するときはラベンダー精油など。
状況に合わせて、おすすめの精油の使い方をレクチャーしています。
男としては、女性ならではの視点も勉強になるポイントです。
パーソナルスペース「5cmの差」
パーソナルスペースと匂いの関係についても、面白い見解を示しています。
本書では、50cm→45cmの微妙な差を埋めるのが”匂い”と述べてます。
確かに45cm~50cmくらいになると、匂いの影響は大きいと思います。
パーソナルスペース
1.恋人の距離間(0~45センチ)
2.友達の距離間(45~120センチ)
3.一般の距離間(1.2~3.5m)
4.公的な距離間(3.5m~)
男性ホルモンとイランイラン
本書では男性ホルモンであるテストステロンについても書かれています。
興味深かったのがテストステロンとイランイランの関係について。
催淫作用がある植物で有名なイランイランですが、本書によれば、イランイランの成分の中にテストステロンと同様の成分が含まれているとのことでした。(P83)
最後にLCが紹介されてた
最後は生活の木など、おすすめ販売ショップを紹介してますが、その中にLCさんの商品も紹介されていて、リビドーロゼ(香水)やトロケアウ(入浴剤)などが紹介されてました。
本書では「マッサージを楽しむベッドタイムの雰囲気作りに」とのことでした。
LCさんのアイテムはこのサイトでも何度か紹介してますが、面白い大人のアイテムが多いので(笑)オススメです。
最後に
本書はアロマ経験者の方にオススメです。(夜の香りについても詳しくなりますが、アロマのレシピ本としては初心者向けではないなぁと思った本でした)
夜のアロマが初めての場合は、こちらの本が読みやすいと思います↓
レビュー記事:【書評】アロマ・セックス入門レビュー