精神安定に必要とされるホルモン「セロトニン」。
どんなホルモンなのか調べてみました。
目次
セロトニンとは?
セロトニン(serotonin)
気持ちの安定に作用するホルモン。活発に分泌されていると幸福感や安心感、充足感に満たしてくれる。
いわゆる「癒し系ホルモン」です。
心身ともに安定していると分泌されます。
セロトニンは「脳と腸」で作られる
そのほとんどは腸で生成されるそうです。(参考)
(腸に約90%、血液中に約5%、脳に約5%といわれてます)
つまり腸が不調だと、セロトニン生成にも関わるということ。
便秘や暴飲暴食には注意です。
セロトニンの主な効果
- 心を安定させる
- 不安を和らげる
- ネガティブな気持ちを解消する
- 痛みを和らげる
- 睡眠の質にも関わる
セロトニンを増やす方法
朝日を浴びる
朝カーテンを開けて「気持ちいい!」と思う感覚が大事のようです。
セロトニンは明るい時間帯に多く分泌されます。
日光浴する場合は15分程度が目安です。
運動する
フラダンスのようなリズム運動が良いとのこと。
一定のリズムを作って身体を動かすことで、セロトニンの分泌も活性化するそうです。
ウォーキングは朝日を浴びるリズム運動なので一石二鳥ですね^^
以下の方法がいわゆる”リズム運動”です↓
リズム運動(目安は30分)
- ウォーキング(orジョギング)
- スクワット
- サイクリング(orエアロバイク)
- フラダンス(or社交ダンス)
- 水泳
リズム運動は30分以内に抑えるのが良いそうです。
ちなみにエアロバイクとはこういうのです↓
エアロバイクはトレーニングジムにもあります。
自宅にも置き場所があれば、雨の日もできて便利。
ゆっくり食べる
咀嚼(そしゃく)もリズム運動になります。
リラックスしてゆっくり食べましょう。
セロトニンはトリプトファンという物質から作られているので、以下の食べ物がセロトニン分泌を促します。
セロトニンを増やす食べ物
- 豆製品…豆腐、納豆、大豆、味噌
- 乳製品…牛乳、ヨーグルト、チーズ
- ナッツ類…アーモンドなど
- 卵
- バナナ
朝食にバナナヨーグルトが良い理由でもありますね。
笑う(感情を出す)
シンプルに笑うのが最も簡単な方法です。
例えば好きなお笑い芸人のネタを見て笑ったり、友達とバカ話して笑ったり。
楽しく話して笑うことがセロトニン活性化に繋がります。
人の肌に触れる(グルーミング)
エステやマッサージなどで癒されることもセロトニン分泌につながります。
恋人やパートナーのスキンシップなら尚更です。
ハグしたりするのもそうですね。(ストレスも和らぎます)
セロトニンが不足すると
無気力で疲れやすくなったり、ストレスの影響を受けやすくなります。
セロトニンが減る習慣
- 長時間のパソコン操作
- 過度のストレス
- 運動不足(あまり外出しない)
- 昼夜逆転生活(夜ふかし・朝寝坊)
- 経済的に不安定な生活
- 不安定な恋愛感情が続く
「うつ」になる可能性も
このような不安定な状態が続くと、うつ病にかかりやすくなります。
セロトニン分泌が慢性的に不足するような生活は注意してください。
最後に
忙しい中にも「癒し」のあるライフスタイルを取り込むことがセロトニンの分泌につながりそうです。
癒される時間を増やして、セロトニンを自然に増やしていきましょう^^