人がハグするときに感じるというホルモン「オキシトシン」。
なんと浮気防止効果もあるのだとか。
どんなホルモンなのか調べてみました。
目次
オキシトシンとは?
オキシトシン(Oxytocin)
ストレスを緩和し幸せな気分をもたらすホルモン。良好な人間関係が築かれているときに分泌されることから「愛情ホルモン」「信頼のホルモン」とも言われている。
オキシトシンは人を幸せな気分にしてくれる、ありがたいホルモン。
好きな人とセックスした時や、出産時や母乳時に大量に分泌されます。
実は哺乳類にしか分泌されないホルモンなのだそうです。
オキシトシンが分泌されると以下の効果が期待できます。
オキシトシンの主な効果
- 親近感が湧く
- 人への信頼感が増す
- 赤ちゃんへの愛情が深くなる
- ストレスが緩和される
- 幸福感を得られる
- 血圧の上昇を抑える
- 浮気防止につながる
なぜ浮気防止になるの?
ドイツの神経科学の専門家、ルネ・ハーレマン博士によると「キスやスキンシップによって分泌されるオキシトシンは男女間の絆を深め浮気を防止する効果がある」と述べている。(参考)
オキシトシンを多く分泌している男性は、魅力的な女性がアプローチしてきても「うっとうしい」と感じるほどなのだとか!
母子の関わりが深いの?
オキシトシンの最も広く知られている役割は出産と母乳の生成。オキシトシンは母体の子宮を狭め、子宮口を広げる事で出産を促すという大事な役割を担っています。また子宮を狭める事で出血量を抑えたり、母乳を生成したり、と重要な役割を担っています。(参考)
オキシトシンは出産や育児に関わりが深いホルモン。
母親から出るオキシトシンが多いほど、愛情を受けた子供はすくすく良い子に育ちます。
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オキシトシンを増やす方法
良い人間関係を作る
信頼できる相手との会話でもオキシトシンは分泌されます。
安心感を感じるときですね。
より良い人間関係はオキシトシンの分泌循環を良くします。
スキンシップする
手をつなぐ、ハグする、マッサージなどでも分泌します。
対象は恋人や夫婦などのパートナーに限りません。
例えば、子供やペット、ぬいぐるみ、抱き枕でも分泌することがわかっています。
関連記事:ハグでストレスや不安が消える理由
良い恋愛をする
良きパートナーと出会うことも、良き人間関係と言えます。
添い寝でもオキシトシンは分泌されます。
関連記事:オキシトシンと添い寝の関係
キスをする
ある条件下では逆にオキシトシンが下がる可能性もあります。
関連記事:オキシトシンとキスの効果
感動する
例えば心を動かされる映画でも、オキシトシンは分泌します。
恋愛映画やドラマなど、感動的なことを体験するほどオキシトシンを活発にしてくれます。
疑似恋愛でもOKなので、妄想アプリで遊んでみるのも良いらしいです(笑)
関連記事:エア恋愛のススメ(アプリをいくつか紹介してます)
人に優しくなる
人に親切にしたり、人を褒めたりすることでもオキシトシンは分泌されます。
これは人の役に立つことで「快」の感情を刺激するように脳ができてるのだとか。
それもオキシトシンによる効果なのだそうです。
心理学者ケリー・マクゴニガルの動画
ストレスが健康の敵とされてきた一方、ストレスが体に悪影響を及ぼすのはそう信じるからだ、と新しい研究が示唆しています。心理学者ケリー・マクゴニガルは、私達にストレスを肯定的に捉える様にと促し、これまで知られていなかったストレスを軽減する仕組として、手を差し伸べ合う事を紹介します。
ストレスとうまく付き合う為のオキシトシンの効能について、わかりやすく説明しています。
まとめ
オキシトシンを多く分泌する為には、恋愛したり、家族を大事にしたり、大切な人を1人でも多く作ることが身近でできる最短の方法といえるかもしれませんね^^